運転免許を取るにあたって「合宿」という手段を検討されている方が、この記事を読んでいるのだと思います。
そこで東京に住んでいて、友人と一緒に鳥取県で合宿にて免許を取った私が、体験談を交えてメリットや注意が必要なこと、そして格安で取る方法までお伝えしたいと思います。
運転免許を合宿で取ろうと私が思った理由
運転免許を合宿で取ろうと私が思った理由を最初に少しお話しておきたいと思います。
上にも書いた通り、私は普段東京に住んでいて、学生の時に夏休みを利用して、鳥取県の教習所にて合宿で免許を取りに行きました。
なぜ合宿を選んだかというと、
- 免許取得費用を安くしたかった
- 日数が短いほうが良かった
- 通学だと都度自分で受講日を予約しなければいけないのが、面倒くさかったから
- せっかくの夏休みなので、旅行がてら
といった理由から。
またなんで鳥取だったか(実際東京からはかなり遠く、飛行機で行きました笑)というと、
- 夏休みだったので、海があるところが良かった
- 普段なら行けないようなところに行きたかった
- 鳥取砂丘が見たかった笑
といった理由がありました。
それで、家の近くの教習所にはいかずに合宿で免許を取ったわけなんですが、結果として、何年も経った今でも、本当にこの形を選んでよかったと思っています!
なぜならとても楽しかったから!
ということで、今から免許取得を考えている皆様にも「合宿っていいものだよ」というのをお伝えできればと思います。
「通学」「合宿」で悩んでいる人や、合宿で取ろうと思っているけど、不安がある人などはぜひ参考にしてくださいね!
運転免許を取る方法
言わずもがなですが、運転免許を取る場合は、以下の3つから選ぶことになると思います。
- 教習所に「通う」(通学)
- 教習所に「泊りで通う」(合宿)
- 直接試験場で試験を受ける
とはいえ、③の直接試験場で試験を受ける、いわゆる「一発」はかなり難しいです。
うまく”一発”で取得できれば、時間的に最短ですし、費用も最安ですが、実際に一回で合格する人はほとんどいないと思いますので、こちらはあまり考えなくてよいでしょう。
そうなると、教習所に「通う」か「合宿」で行くかということになりますので、その二つを比較したいと思います。
免許取得方法は通学か合宿か、比較してみる
通い | 合宿 | |
費用 | 28万円~33万円(教材・教習費) | 22万円~30万円(食費・宿泊費・旅費込み) |
期間 | 2~3か月 | 2~3週間 |
メリット | 自分のペースで通える
日常生活をしながら通える |
時間的、金銭的に優位
空いた時間は観光などを楽しめる 出会いがある とにかく楽しい |
デメリット | 時間的、金銭的に劣勢 | まとまった期間の休みが必要
人と過ごすことが苦手な人には不向きなことも |
費用
順番に見ていくと、まず費用面では合宿のほうが安い(ことが多い)です。
通学と比べると5万円~10万円くらい総額では安く抑えることができる場合も。
さらにこの合宿の費用の中には、食費・宿泊費・交通費が含まれていることが多いと思います。
私が行った時も、食費・宿泊費はもちろん、東京-鳥取間の往復の飛行機代も含まれていました。
(ちなみに友人の多くは関東近郊へ合宿にいきましたが、電車で片道3時間かけて行ったことを考えると、結局ドアtoドアでの所要時間は鳥取でもあまり変わらないと思います。)
期間
かなり違うのが、教習所に通う期間ですね。
通学の場合
自分で日程調整しながら、空いた時間を利用して教習所の予約を取っていくと思いますが、大体多くの方が2~3か月かかっているようです。
もちろん超詰め込めば、合宿程度の期間で取ることも可能だとは思いますが、自分の家から日常生活をしながら、そんなストイックに詰め込むことは私には無理でした笑
また夏休みなどは特に、予約が集中するため、思ったタイミングで予約が取れず、スケジュールが伸びてしまうこともよくあるようです。
合宿の場合
ATかMTかで2日ほど違いますが、最短2週間くらいが多いと思います。
基本的に受講のスケジュールが前もって決められており、その通りにこなしていくだけで終了なので、とても管理は楽でした。
また仮免試験に落ちてしまうなど、途中途中で遅れてしまっても、なんだかんだ、余裕のあるスケジュールなので、そこをうまく活用して再試験などをしたことで、最終的な卒業日は当初の予定通りだった人がほとんどでした。
(あくまで私の体験談です。実際は伸びてしまったり、追加料金が発生する場合もあるので、よく確認してください)
教習所の中には、通いでも「短期集中コース」的な設定があるところもありますが、価格が高く設定されていたり、決められたスケジュールで一回でも欠かしてしまうと、予定が大幅にずれてしまうこともあるようです。
合宿のメリット
ここが一番大切かと思いますが、上に書いた通り、時間的・金銭的なメリットはおいておいて、それ以外に何があるかを考えてみます。
私にとって一番良かったのは、出会いが多く、毎日が本当に楽しかったこと。
私は東京から行きましたが、鳥取エリアだとやはり大阪や京都、滋賀など関西方面の合宿生が大半でしたので、普段は出会わない関西弁に包まれて、帰るころにはエセ関西弁をしゃべるほどに、多くの人と仲良くなりました笑
合宿期間中は、教習ももちろんありますが、かなり空き時間があるので、みんなで街に繰り出したり、教習所についているカラオケルームや卓球、ビリヤードなど、朝から晩まで遊び通し。
夜は異性同士でペアを組んで肝試しをしたのも良い思い出です。

https://www.tottori-guide.jp/sakyu/
そして次に良かったのは、空き時間に合宿先に近いエリアで観光ができたこと。
私の目的の一つに「鳥取砂丘を見たい」というのがあったので、教習が朝イチで終わった日に、やはり教習所で仲良くなった子と一緒に行きました。
その子は地元が鳥取で、夏休みに帰って教習所に通い出来ていたので、その子の地元友達ですでに免許を持っている子の運転で3人で行くことに。
ラクダは乗らなかったですが笑、絶景でとても楽しかったです。
別の日には、イナバの白ウサギで有名な白兎海水浴場にも行きました!

https://www.tottori-guide.jp/tourism/tour/view/22
こちらも普段千葉や湘南などしか行ったことなかったので、水や砂浜の綺麗さに本当に感動しました!
と、こんな感じにだいぶ観光を楽しむ余裕もあるんです。
毎日朝から晩まで友達と遊んだり、旅行を楽しみながら免許を取れる、とても良いと思いませんか?!
デメリット
デメリットとして、一番思うのは、「まとまった休みが必要」ということでしょうか。
やはり14日~18日ほど休みが必要なので、社会人の方には少しハードルが高いことは否めません。
またバイトがをハードにこなしている人も、かなりの調整がいると思います。
逆に、2週間ちょっとのまとまったお休みが取れる方であれば、予約をして後は行くだけで免許が取れる(実際は修了後に試験場で試験に合格する必要はありますが)ので、オススメです。
またデメリットになりうる要素としては、人とあまり関わりたくない人とっては、相部屋はオススメしません。
次でお伝えするホテルステイを選ぶことをお勧めします。
宿泊について
合宿ですが、宿泊のスタイルに種類があります。
一般的な価格で高い順に、
- 教習所近くのホテル
- 教習所併設の施設でシングル
- 教習所併設の施設でダブル
- 教習所併設の施設で相部屋←2段ベッドが2つある4人部屋など
といった形が一般的で、教習所によっては選べないないものもあったり、広い4人部屋などを友人などと2人で貸し切りができたり、といった形もあります。
私は本当はホテルステイにして、自分のプライベートタイムを持ちたかったのですが、費用的に数万円上乗せになってしまうので、一番安かった「相部屋」プランにしました。
そこは4人部屋で、一緒に行った元からの友人以外に常に2人知らない人がいる状態したが、ほかの部屋も含めて、最終的に部屋の人たちとはかなり仲良くなるケースが多かったです。
普段出会うことのない人たち(真面目系の方からヤンキーの方まで)と、幅広い出会いがありました!
ホテルステイについては、プライベートタイムは充実できますが、選んだ友人たちはみんな後悔していました。
理由は、
- 合宿所のほうが楽しそう
- 空き時間が中途半端な時など、ホテルと教習所の距離が意外とあり、移動が面倒くさい。
とい声が多かったです。
ホテルステイを検討している方は参考にしてください。
運転免許の合宿を格安で予約する方法
運転免許合宿に限らず、予約にあたっては電話での申し込みは全くおすすめしません。
なぜならば、正規料金で取ることになり、結果として何万円も余分にかかってしまいます。
じゃあどうするの、というと「インターネット予約」一択です。
電話と比べても時間を気にせず取れて楽ですし、インターネット限定の割引キャンペーンなどもやっているので、だいぶお得にとれますよ。
このあたりのサイトがオススメです。
詳しく見ていくと、
ユーアイ免許
ユーアイ免許はネットからの予約なら5,000円割引になったり、「Tポイント」が溜まるプランがあったりします。
合宿免許ドリーム
合宿免許ドリームは、最低価格保証をしていたり、チャットで仮申し込みが出来たりします。
免許合宿ライブの教習所入校
免許合宿ライブの教習所入校は、人気ランキングなどのデータが豊富だったり、特典(さくらんぼなど)が選べたりします。
お好みでどうぞ。
まとめ
ここまで運転免許を合宿で取ることについて書いてきました。
私は合宿は、免許を取るだけでなく一生の思い出になるような「旅」としての側面があると思います。
せっかくの合宿ですので、なんとなく近いところを選ぶとかではなく、思い切って前から行きたかった観光地にトライするのもいいと思います。
どうか素敵な免許合宿、素敵なドライバーズライフを!
以上、私の体験から、自動車の運転免許を合宿でとるメリットと、安く取る方法について教えます!でした。